太洋サービスは産業廃棄物処理のエキスパート！東海初の低濃度PCB廃棄物焼却 | PCB処理完全攻略ガイド

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太洋サービスは産業廃棄物処理のエキスパート！東海初の低濃度PCB廃棄物焼却

公開：2023.08.02　更新：2024.05.21

先進国である日本にとって、環境面を考慮した産業廃棄物処理は非常に大切な問題です。今回は、多くの産業廃棄物処理事業者の中でも、低濃度PCB廃棄物焼却・無害化処理施設を持つ「太洋サービス」をご紹介します。

太洋サービスとは？

太洋サービスは昭和49年8月22日に浜松市で設立されて以来、「廃棄物の資源化」をモットーに掲げ、研究所や学校、病院などから発生する産業廃棄物の一括完全処理を行い、公害防止の取り組みを通じて社会に貢献してきました。多年にわたる実績と経験に加え、最新の処理技術を駆使した廃棄物処理活動は経済産業省からも高い評価を受け、2017年度には「地域未来牽引企業」として選定されています。

地域未来牽引企業は地域内外の取引実態および雇用・売上高などをトータルで評価した上で、地域経済への影響力が大きく、バリューチェーンの中心的な担い手とみなされる事業を積極的に行なっている企業が選定されるものです。

産業廃棄物の処理はどうする？

太洋サービスは、これまでに以下の3つの取り組みを実現してきました。

産業廃棄物処理のワンストップサービス

太洋サービスは、企業や病院などから発生する産業廃棄物の回収から処分までをワンストップで行なっています。回収された産業廃棄物は種類ごとに細かく分類された後、再生処理や最終処分がしやすいように中間処理を行います。中間処理には水分量の多い廃棄物を脱水する、あるいは有害物質を除去する無害化などの作業が含まれます。

太洋サービスではさまざまな化学物質に対応した分析施設や引火性廃油の油水分離施設、廃酸・廃アルカリの中和施設などの処理施設を整えていますので、他の業者に依存することなく、幅広い廃棄物の処理を自社内で一括して行うことが可能です。

産業廃棄物の自区内処理の向上

太洋サービスは、回収した産業廃棄物を他県などに持ち込むのではなく、自社の区内で最終的な処理まで責任を持って行ないます。地域内での処理を進めることで、廃棄物の発生元となる地域に対しても貢献しています。

環境省認定の高効率熱処理回収施設によるサーマルリサイクル

同社は環境省に認定された高効率熱処理回収施設を導入し、サーマルリサイクルを積極的に実施しています。これにより、廃棄物からエネルギーを回収し、環境への負荷を低減しています。さらに、低濃度PCB無害化処理についても、環境大臣から認定を受けています。

また太洋サービスは有限会社浜松油化および株式会社三基開発とグループを形成し、環境・健康面での安心安全の追求に力を入れています。ただ単に産業廃棄物を処理するだけではなく、有限な資源を大切にし、循環型社会を実現すること、そして地域発のイノベーションによる持続可能な未来の創造を図るのも太洋サービスグループの重要課題です。

産業廃棄物の処理はどうする？

一般的な産業廃棄物は、まず排出事業者が分別を行い、適切に保管される必要があります。産業廃棄物の種類には金属くずや廃プラスチック類、廃油、乾電池、燃え殻、汚泥などが含まれます。2種類以上の物質が結合している物品については、「混合廃棄物」として保管されます。産業廃棄物が回収されるまで、生活環境の保全上、支障がないように適切に保管されることが重要です。

次に、処理業者が正しく保管された産業廃棄物の収集を行い、処理施設まで運搬します。運搬の過程で別の車両に積替える必要が生じた場合には、周囲に囲いのある場所で行うなどの対策が定められています。

産業廃棄物が処理施設に到着すると、中間処理として細かく砕いたり脱水したりする作業が行われます。最終的な処理は再生処理または最終処分が行われます。

このように、産業廃棄物の処理は段階的に行われ、適切な分別や保管、処理が行われることで環境への影響を最小限に抑え、資源の有効活用を図ることが目指されています。

産業廃棄物を運搬できるのは、廃棄物処理法施行令に定められた収集運搬基準を満たす産業廃棄物収集運搬業者のみです。廃棄物収集運搬業者の資格を取得するためには、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが主催している「産業廃棄物収集・運搬過程講習」を受ける必要があります。

太洋サービスなら収集から運搬・処分まで様々な産業廃棄物に対応

太洋サービスでは、廃プラスチック類や金属くず、ガラスくず、ばいじんなどといった一般的な産業廃棄物はもちろんのこと、特別管理産業廃棄物の運搬・処分にも対応しています。特別管理産業廃棄物というのは毒性や爆発性、感染性があり、健康や生活環境に被害を及ぼす恐れのある産業廃棄物のことで、引火性廃油や特定有害ばいじんなどがこれに該当します。

さらに、同社は東海地域では初めて低濃度PCB廃棄物の焼却・無害化に対応した業者としても評価を受けています。

廃油などに関しても、収集した後は油水分離処分を施し、さらに自社グループ内でリサイクル利用していますので、無駄なく一連の流れで効率よく処理を行うことができます。

産業廃棄物を安全・安心に処理する作業は過程が非常に複雑で、一朝一夕にできるものではありません。太洋サービスでは121品目の産業廃棄物処理に対応しており、低濃度PCB廃棄物も処理可能です。このような豊富な経験と技術を持つ太洋サービスは、浜松市エリアで産業廃棄物の処分を検討している方にとって頼りになるパートナーとなるでしょう。

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