全国の産業廃棄物処理場とのネットワークを活用!丸両自動車運送株式会社 | PCB処理 完全攻略ガイド
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全国の産業廃棄物処理場とのネットワークを活用!丸両自動車運送株式会社
公開:2023.08.28 更新:2024.05.21丸両自動車運送は全国の産業廃棄物処理場とのネットワークを活用し、さまざまな産業廃棄物の処理に対応可能な産廃コンサルティング会社です。産業廃棄物とは「廃棄物処理法」で定義されているもので、その種類によって処理方法が異なります。そのため、適切な方法で処理することが求められます。ここでは、丸両自動車運送が提供する産業廃棄物処理の業務内容と、丸両自動車運送の強みについて紹介します。
目次
丸両自動車運送とは?
産業廃棄物とは?
産業廃棄物とは、事業活動により生じる廃棄物のうち、「廃棄物処理法」で定義された20種類の廃棄物を指します。具体的な例としては、「燃えがら」(炭がらや焼却炉の残灰など)、「廃油」(鉱物性油や動植物性油など)、「金属くず」(鉄鋼や非鉄金属の破片、研磨くずなど)があります。
中でも、爆発の危険性、毒性、感染性を持つ廃棄物を「特別管理産業廃棄物」と分類しています。特別管理産業廃棄物は通常の廃棄物よりも厳格な規制が課されているため、特に注意が必要です。
丸両自動車運送は産業廃棄物処理に対応
丸両自動車運送は、廃棄物の管理や処理といった全プロセスを担当し、法律や規制に従い、環境への影響を最小限に抑えながら廃棄物を処理を行っています。全国47都道府県で産業廃棄物の収集・運搬許可を取得しているため、どの地域でも対応可能です。
また、廃棄物処理に関する専門知識と経験を持ち、適切な許認可を保有しています。顧客のニーズに応じたカスタマイズされた廃棄物管理プランを提供し、各種関連作業にも対応しています。こうした活動を通じて、環境保護と公衆衛生の確保に寄与しています。また、廃棄物の正確な記録管理や廃棄物処理証明書の発行も可能な為、安心して利用をする事ができます。
丸両自動車運送はPCB廃棄物にも対応
PCB廃棄物とは?
PCB廃棄物とは、ポリ塩化ビフェニル(PCB)を含む有機化合物を含む廃棄物のことを指します。PCBはかつて絶縁材や冷却材として広く使用されていましたが、その環境への悪影響や健康へのリスクが明らかになったため、現在では世界的に使用が制限されています。このため、PCB廃棄物は危険物として、特別な処理プロセスや専用の廃棄物処理施設を必要とします。
PCB廃棄物は高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物に区分され、PCBが含まれる廃棄物の濃度によって分類されます。高濃度PCB廃棄物の処理に関する法律や規制が存在し、その取り扱いや処理は専門業者によるものが求められます。一方、低濃度PCB廃棄物の処理は、高濃度PCB廃棄物ほど厳格な制限や規制は課されない場合がありますが、それでも環境への適切な管理が必要とされます。
PCB廃棄物の取り扱いや処理に関する法律や規制が存在し、国や地方自治体の条例に従って適切な管理と処分が必要です。したがって、適切な知識や技術を持つ専門家や業者に相談し、地域の法律や規制に従って処理を行うことが推奨されます。
丸両自動車運送のPCB廃棄物処理
丸両自動車運送株式会社は約5,000件以上のPCB廃棄物処理の実績があり、作業は「PCB廃棄物作業従事者講習」を修了した専門スキルを持つスタッフが行い、安全管理を徹底しています。また、高濃度PCBおよび低濃度PCB廃棄物のどちらにも対応しており、書類作成も一括して代行していますので、安心して依頼する事ができます。
丸両自動車運送の事例を紹介
丸両自動車運送が対応可能な作業をいくつかの事例を交えて紹介します。
ピットの汚泥処理
丸両自動車運送は、ブロワ方式の空気輸送機能を備えた大型吸引車を活用し、地下ピット内に蓄積された汚泥の吸引回収作業を行いました。この吸引車は、液体、固形、塊状のものを効率的に吸引できるため、地下の深い場所や車両から離れた場所でも精度を損なうことなく作業が進められます。丸両自動車運送の吸引車は、排水処理施設の槽や側溝の清掃、建設現場でのベントナイト吸引など、多岐にわたる用途に対応できることが特長です。
試薬品等の廃棄
試薬品(不明品を含む)の廃棄に当たっては、依頼主が調査や仕分け、処理施設の選定を行うことが困難な場合があります。それを理解した上で、丸両自動車運送では調査や仕分け、最適な処理施設の選定(許可品目の確認を含む)から安全な収集運搬まで一括で対応することが可能です。
蛍光灯安定機の仕分け作業
丸両自動車運送は、これまで全国で約30万本の蛍光灯安定器の仕分け作業を手掛けてきました。同社ではまず、安定器に含まれるPCBの有無を確認し、その後分解や分析作業を行っています。特にコンデンサ外付けタイプの安定器では、露出したコンデンサ部分だけが高濃度PCBとして処分対象となります。
丸両自動車運送ではコンデンサと安定器本体を分解し、コンデンサ部分の高濃度PCBを処理し、分解後の安定器本体については低濃度PCBとして適切に処理することで、処分費用を大幅に削減することが可能となりました。このような取り組みにより、環境への負荷を軽減しつつ、廃棄物処理の効率性を向上させることに成功しています。
丸両自動車運送は全国の産業廃棄物処理場と協力して、依頼主のニーズに応じた最適な解決策を提案し、総合的なサービスを提供しています。作業においては、安全性と環境への配慮を最優先に考え、専門知識と経験を活かして適切な廃棄物処理を実現します。
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