産業廃棄物処理の費用は、地域や業者、廃棄物の種類によって異なり、相場を把握することで適正価格を判断しやすくなります。コスト削減には複数業者の見積りや分別、防水対策が有効です。業者選びでは自治体許可や実績、適正費用の確認が重要で、契約時には委託契約書とマニフェストの確認が必要です。定期・スポット回収の利用も推奨されます。
目次
産業廃棄物処理費用の相場は?
産業廃棄物処理の業者選びにおいて費用は一つの判断基準です。相場よりも高額な処理費用を設定している業者もいるため、安易に選ぶと損をする可能性があるので注意が必要です。できるだけ安価かつ適正な料金で引き取りを依頼することが、「正しい処理」への第一歩といえます。
まず、産業廃棄物処理の費用は基本的に単価で換算されます。単価は㎥・kg・tに換算され算出されるものです。廃棄物処理法においては特に単位は定められていないですが、必要に応じてkgやtに変換します。
このように単価について覚えておくと、業者選びの際の費用目安も判断材料として役立てられます。また、産業廃棄物の処理費用は、地域や業者によって異なります。
次のものは、関東地方の産業廃棄物処理費用の相場です。
関東地方 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 |
木くず | 42,000円/トン | 7,500円/トン | 14,000円/トン |
チップ | 2,500円/トン | 900円/トン | 1,700円/トン |
木毛板 | 26,000円/トン | 13,000円/トン | 21,000円/トン |
アスファルト | 1,600円/トン | 800円/トン | 1,200円/トン |
金属くず | 7,500円/トン | 800円/トン | 3,500円/トン |
ガラス | 43,000円/トン | 1,500円/トン | 7,500円/トン |
燃え殻 | 46,000円/トン | 8,500円/トン | 24,000円/トン |
廃プラスチック | 110,000円/トン | 7,500円/トン | 56,000円/トン |
紙くず | 110,000円/トン | 9,500円/トン | 47,000円/トン |
繊維くず | 110,000円/トン | 9,500円/トン | 41,000円/トン |
残土 | 1,800円/トン | 1,000円/トン | 1,300円/トン |
コンクリートガラ | 3,800円/トン | 900円/トン | 1,500円/トン |
汚泥 | 28,000円/トン | 17,000円/トン | 20,000円/トン |
石 | 1,900円/トン | 1,100円/トン | 1,500円/トン |
タイヤ・ゴムくず | 110,000円/トン | 4,500円/トン | 57,000円/トン |
ばいじん | 73,000円/トン | 17,000円/トン | 35,000円/トン |
廃油 | 110,000円/トン | 55,000円/トン | 78,000円/トン |
鉱さい | 41,000円/トン | 17,000円/トン | 29,000円/トン |
このように、産業廃棄物処理といっても廃棄物の種類によって費用は異なります。また、産業廃棄物の処理業者は、それぞれ設備や技術が違い、得意とする廃棄物の種類があります。さらに、混合廃棄物だと単価の高い項目を基準に算出するケースがあります。
相場を把握しておくだけでも、適切な費用かの判断や比較がしやすくなります。適切な費用で 且つ安く引き取ってもらうことで、ストレスなく取引ができるため、相場はしっかり把握しておく事が大切です。ただし、あくまで「相場」であるため、工夫次第でさらに費用を抑えることも可能です。
産業廃棄物処理のコスト削減のために!見積もりの重要性
産業廃棄物の処理費用を抑えるためには、いくつかの工夫が必要です。適正な業者選びや廃棄物の分別、そして持ち込み処分など、コスト削減に繋がる方法を取り入れることで、効率的に処理が可能となります。以下に、具体的な方法をご紹介します。
産業廃棄物処理費用を抑える方法
- 複数の業者に見積もりを依頼
- 少なくとも3社以上から見積もりを取り、比較することで相場を把握
- 業者ごとに得意分野が異なるため、専門に対応する業者を選ぶことができる
- 廃棄物の分別を徹底
- リサイクル可能なものを優先的に分別し、処理費用を抑える
- 混合廃棄物は高価な処理方法が適用されるため、分別を意識することが重要
- 特に建物解体時などは、高価な処理費用がかかる廃棄物が混ざらないように注意
- 金属くずや紙類など、状態が良ければ買い取ってもらえることもある
- 水分を含まないようにする
- 廃棄物が水分を含むと体積が増え、処理費用が高くなるため、濡れないよう保管
- 特に石膏ボードなどは濡れるとリサイクルできなくなるので防水対策が必要
- 自分で運び込む
- 産業廃棄物を自分で運び込むことで、車両費や人件費を抑えられる
- 収集運搬費用が削減され、マニフェストを適切に引き渡すことで違法性もなく安心
産業廃棄物の処理費用を削減するためには、業者選び、分別の徹底、水分管理、そして持ち込み処分など、複数の方法を組み合わせることが効果的です。これらの対策を実施することで、コストを抑えつつ適正に廃棄物処理を行うことができます。
信頼できる産業廃棄物処理業者の見つけ方
産業廃棄物の適正な処理は、環境保全だけでなく、企業の信頼性にも直結します。しかし、数多くの業者の中から信頼できる処理業者を選ぶのは簡単ではありません。信頼できる産業廃棄物処理業者を選ぶためには、いくつかの重要なポイントに注意することが必要です。
◇産業廃棄物処理業の許可を得ている
産業廃棄物の処理を業者に依頼する際、最も重要なポイントは、業者が適切な許可を得ているかどうかです。無許可業者に依頼すると、依頼者にも責任が問われ、罰則を受ける可能性があるため、業者選びには慎重を期す必要があります。
業者選びで注意すべき点
- 業者が自治体から産業廃棄物処分業の許可を受けているか確認
- 廃棄物処理法第14条に基づき、産業廃棄物の運搬や処理には自治体の許可が必要
- 許可を得ていない業者に依頼すると、依頼者にも責任が問われる可能性がある
- 不法投棄に対する厳しい罰則
- 無許可営業や不法投棄に対しては、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(法人は3億円以下)
- 不法投棄は未遂でも処罰対象となる
- 依頼者も連帯して罰則を受ける可能性
- 委託先業者の違反に対して、排出事業者も罰則を受けることがあるため注意が必要
- 事前に業者の許可証を確認することが必須
産業廃棄物の処理業者を選ぶ際は、業者が自治体からの許可を得ていることを確認することが最も重要です。無許可業者に依頼すると、依頼者自身も罰則を受けるリスクがあるため、許可証の確認を怠らないようにしましょう。
◇経験が豊富であるか
産業廃棄物処理業者を選ぶ際、業者の歴史や経歴を調べることは非常に重要です。長期間にわたって信頼を築いてきた業者は、違法行為に関与する可能性が低く、安定したサービスを提供していることが多いです。また、悪質な業者を避けるためには、行政処分の前歴を確認することも必要です。
業者選びのポイント
- 企業の歴史や経歴を調べる
- 長期間にわたり信頼を築いている業者は、安定したサービスを提供している可能性が高い
- 企業のホームページや公開されている実績を確認し、信頼性をチェック
- 行政処分歴を確認する
- 行政処分とは、重大な違反行為に対して自治体が下す営業停止などの措置
- 行政処分を受けた業者はモラルが低く、違反行為を繰り返す可能性がある
- 許可証からは行政処分歴を確認できないため、業者の所在地を管轄する自治体に問い合わせて過去に行政処分を受けていないかを確認
- 違反行為の是正を無視して繰り返す業者に注意
- 違反行為が是正されない場合、行政処分が科されることが多いため、そのような業者を選ばないようにする
信頼性の高い産業廃棄物処理業者を選ぶためには、企業の歴史や経歴を調べ、行政処分歴がないか確認することが重要です。過去に行政処分を受けた業者は、繰り返し違反をする可能性があるため、慎重に選ぶことが大切です。
◇費用設定が適正であるか
産業廃棄物処理業者を選ぶ際、費用設定が適切かどうかも重要な判断基準となります。料金が相場と大きく異なる業者には注意が必要で、特に安すぎる業者は後でトラブルに発展する可能性があります。適正な費用設定の業者を選ぶことで、安心して依頼することができます。
費用設定の確認ポイント
- 相場と大きく異なる費用設定に注意
- 産業廃棄物処理には相場があるため、極端に安い業者には注意が必要
- 安すぎる料金には、後で追加費用を請求されるなどのトラブルが発生する可能性がある
- 現場確認を行っていない業者は避ける
- 現場を確認せずに安い見積もりを出す業者は信頼性に欠ける場合が多い
- 必ず現場確認を行い、適切な費用設定をしている業者を選ぶことが大切
- 適正な費用設定をしている業者を選ぶ
- 料金が相場に近い業者を選ぶことで、予期しない費用負担を避けることができる
産業廃棄物処理業者を選ぶ際は、費用設定が相場に適しているかを確認することが重要です。安すぎる料金の業者は、後で追加費用が発生するなどのトラブルを避けるため、現場確認を行い、適正な費用設定をしている業者を選ぶようにしましょう。
◇優良産廃処理業者に認定されているか
産業廃棄物処理業者を選ぶ際、委託業者が「優良認定」を受けているかどうかも重要な選定基準です。優良認定業者は、通常の許可基準より厳しい条件を満たしているため、信頼性が高く、スムーズな処理が期待できます。また、契約時には委託契約書をしっかり確認し、許可証のコピーを添付してもらうことが必要です。
業者選定のポイント
- 優良認定を受けている業者を選ぶ
- 「優良産廃処理業者認定制度」に基づく優良認定は、通常の許可基準よりも厳しい条件を満たした業者に与えられる
- 約1.2万者いる産業廃棄物処理業者のうち、約1,000者のみが優良認定を受けており、信頼性が高い
- 優良認定業者のメリット
- 優良認定業者は、条例で義務付けられている「実地確認」や「県外産業廃棄物搬入の事前協議」が免除される
- スムーズな処理を期待でき、法的なリスクも低くなる
- 委託契約書を確認する
- 委託契約書には、処分業者が取得している許可証のコピーを添付することが求められる
- 許可証のコピーが添付されていない場合、契約が正式に締結されていない可能性があるため注意が必要
- 許可証は、業者が自治体から適切に許可を受けていることを証明する重要な書類であり、安全な処理のために必要
産業廃棄物処理業者を選定する際は、優良認定を受けている業者を選ぶとともに、委託契約書の内容と添付書類(許可証のコピー)を十分に確認することが重要です。これにより、法的なトラブルを防ぎ、安全でスムーズな処理を実現できます。
◇できれば、処理業者を訪問する
候補となる業者を絞り込んだ後、実際に業者を訪問することをおすすめします。これは、現地を訪れることで、業者が廃棄物処理に必要な設備を整えているか確認できるためです。面倒に思うかもしれませんが、直接確認することで、業者が信頼できるかどうかを判断できます。また、廃棄物処理法では処理状況の確認が努力義務とされているため、法的観点からも現地訪問をしておくことが望ましいです。
◇マニフェストの対応がしっかりしているか
産業廃棄物処理業者を選ぶ際、マニフェストの写しを発行してもらうことも重要な確認項目です。マニフェストは、廃棄物が適切に処理されたことを証明するための書類であり、トラブル防止に役立ちます。適切な処理が行われていることを確認できるため、必ず発行を依頼しましょう。
マニフェストの重要性
- マニフェストの発行目的
- 廃棄物の移動状況を適切に管理し、適正に処分されたことを証明するために発行される
- 環境省の指導のもと、排出業者が適正に処分を行ったことを証明
- 不法投棄防止のために必須
- マニフェストが発行されていないと、廃棄物が適切に処理されたかどうかを確認できない
- 不法投棄が発生した場合、行政処分の対象となる可能性があるため、マニフェストの記載は必須
- 保存義務と注意点
- マニフェストは発行後5年間の保存が義務付けられており、紛失しないように十分に注意が必要
- 5年間の間、適切に保管し、必要時に確認できるようにしておくことが重要
産業廃棄物処理業者に依頼する際は、必ずマニフェストの写しを発行してもらい、廃棄物が適切に処理されたことを確認しましょう。マニフェストは不法投棄を防ぐためにも重要な書類であり、発行後は5年間保存する義務があるため、管理をしっかり行うことが求められます。
定期回収・スポットとは?特徴と利点
事業活動において発生する廃棄物の処理は、企業や施設の運営において重要な課題です。産業廃棄物には、事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、法令で規定された20種類の廃棄物を指します。法律で定められた燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類に加え、政令で定められた14種類を合わせた計20種類です。
廃棄物の管理が適切に行われていないと、環境衛生の悪化や近隣とのトラブルの原因になることがあります。そこで役立つのが、定期回収とスポット回収という廃棄物処理サービスです。これらのサービスを上手に活用することで、効率的かつ清潔な環境を維持することができます。
◇定期回収とスポット回収
オフィスや店舗、商業ビルなどで発生する廃棄物の処理には、定期回収とスポット回収という2つの主要なサービスがあります。どちらも廃棄物管理を効率的に行うための方法ですが、目的や状況によって使い分けることが重要です。
定期回収
- 定期的にオフィスや商業ビル、店舗などで発生する廃棄物を回収
- 事業系一般廃棄物や産業廃棄物、リサイクル可能な古紙などを回収
- 回収スケジュールが決まっており、定期的な廃棄物管理が可能
スポット回収
- 必要な時に単発でゴミを回収
- イベントや急なゴミの増加などに対応
- 一時的な廃棄物処理に便利
定期回収は日常的な廃棄物処理に最適で、スポット回収は急なゴミの処理に役立ちます。どちらのサービスも、ニーズに応じて活用することで効率的な廃棄物管理が可能になります。
◇定期回収・スポット回収それぞれのメリット
事業所や工場などでは、ゴミの処理が重要な課題となります。定期回収とスポット回収は、どちらも異なるニーズに対応する方法ですが、それぞれに異なる利点があります。以下では、定期回収とスポット回収のメリットを簡潔にご紹介します。
定期回収の利点
- 定期的に事業系ゴミが回収され、清潔な環境を維持できる
- ゴミの溜まり過ぎによるスペースの圧迫や近隣トラブルを防止
- 害虫や悪臭を防ぎ、衛生面で安心
- ごみ置き場のスペースが確保できる
- 回収スケジュールが決まっており、廃棄物管理が計画的に行える
- 自社に合ったタイミングで回収を依頼可能
スポット回収の利点
- イベントや事務所移転時など、一時的に大量のゴミが出る場合に便利
- 必要な時だけ依頼でき、柔軟に対応可能
- 少量から大容量まで幅広く回収
- 夜間や休日にも対応している業者あり
- ゴミの分別方法についてアドバイスを提供してくれる場合がある
- 無料で見積りをしてくれる業者が多く、費用の事前把握が可能
定期回収は計画的で清潔な環境を維持でき、スポット回収は一時的なゴミの増加に柔軟に対応します。それぞれのニーズに応じたサービスを選ぶことで、効率的かつストレスなく廃棄物管理を行えます。
PCB産業廃棄物の処理を依頼できる会社
PCB産業廃棄物の処理において、信頼性の高い企業として評価されている丸両自動車運送、三友プラントサービス、杉田建材の強みについて紹介します。
◇丸両自動車運送

丸両自動車運送は、PCB産業廃棄物の処理において高い信頼を得ている企業です。全国的なネットワークを駆使し、豊富な情報収集と適切な処分方法の提案を行っており、その専門性が特徴となっています。産業廃棄物の処理に関する相談から収集運搬、最適な処分場の選定まで一貫して対応可能で、これにより排出者が抱える複雑な課題を包括的に解決しています。
さらに、丸両自動車運送は他社で対応が難しい廃棄物や、廃棄物の詳細が不明な場合でも柔軟に対応できる体制を整えています。全国において収集運搬許可を取得しており、これにより広範囲な対応が可能です。緊急時や地域特有の課題に対しても迅速に対応し、どのような状況でも適切な処理を行うことができます。これにより、依頼者が抱える不安を解消し、信頼を得ています。
また、処理の流れや必要書類の作成に関しても代行サービスを提供しており、依頼者が煩雑な手続きを気にすることなく、安心して任せることができます。これまでに3000件以上の実績を誇り、その豊富な経験とノウハウが、廃棄物処理のプロセスにおいて非常に大きな強みとなっています。このように、丸両自動車運送は業界内でも高い評価を得ている企業であり、依頼者に対して確かな信頼を提供しています。
◇三友プラントサービス
三友プラントサービスは、PCB廃棄物の無害化処理を中心に、処理費用削減を目指したサービスを提供しています。高濃度から低濃度、さらには微量PCB汚染物に至るまで、幅広い範囲に対応し、処理の全工程を効率的にサポートします。また、解体作業や運搬費用の見直しを行い、コストを削減しながらも、安全性を最優先に考えた処理体制を堅持しています。
現地での作業を最小限に抑え、必要な工程を自社施設で行うことにより、迅速で安全な処理を実現しています。さらに、短期間での大量引き取りや、迅速な見積もり、処理手続きにも対応できる体制を整えており、利用者にとって非常に利便性の高いサービスを提供しています。
◇杉田建材
杉田建材は、低濃度PCB廃棄物の無害化処理に特化した企業です。専用の運搬車両を使用し、安全性と環境への配慮を十分に考慮した収集運搬を行っています。受け入れ後は、専用施設にて前処理作業や無害化処理を実施。処理の流れは、収集運搬から受け入れ、保管、解体作業、最終処理に至るまで一貫して管理され、安全性が確保されています。
市原サーマルセンターなど、最新の設備を駆使して、PCB廃棄物の無害化処理を効率的に行うことが特徴です。また、見積もりから契約までの手続きをスムーズに進めるためのサポートも提供しており、利用者の負担を軽減しています。さらに、処理に関する詳細な情報や必要書類の提出方法については、公式サイトで分かりやすく案内されており、親切でわかりやすい対応が評価されています。
産業廃棄物処理において、コスト削減や適切な業者選びは重要です。費用は㎥、kg、t単位で算出され、廃棄物の種類や地域によって異なるため、相場を把握することが判断の助けになります。コスト削減には複数業者からの見積もり取得や、分別・防水対策が有効です。
業者を選ぶ際には、自治体からの許可や実績、適正な費用設定を確認することが必要で、契約時には委託契約書とマニフェストの確認が重要です。また、定期回収とスポット回収の利用は、事業所の廃棄物処理を効率的に行い、清潔な環境維持につながります。
定期回収は日常的な廃棄物管理に、スポット回収は一時的な大量廃棄物の処理に適しており、それぞれのメリットを活かすことで、廃棄物処理を効果的に進めることが可能です。